筋肉を増やしてもダイエットに効果がない3つの理由
少しは筋肉師になってきたぽっちゃりん(@aiaichan9)です。
シックスパッドを続けていると結構腹筋がついてくるんですよね。
とりあえず、脂肪が落ちて筋肉がついてきていることに喜んでいる私ですが、私と同じように、筋肉が付いてきたよ〜と喜んでいる人も多いと思います。
今回は、ダイエットに取り組んでいる方なら一度はきいたことがある王道の法則について、少しふれてみようと思います。
では、【間違いだらけのダイエットコラム】Vol.5をお楽しみください
ダイエットの基本は?
何度でもお伝えしますが、ダイエットの基本は
消費カロリー > 摂取カロリー
この現実から目をそむけないで、しっかりと現実と向き合いましょう!
ぽっこりおなかを引っ込めて、スッキリお腹を手に入れたいのなら
まずは、3ヶ月間で約6kgのダイエットに成功し今も体重をキープしている私が取り組んだ秘訣?をご覧になってみてください。
基礎代謝を上げることが重要?
ダイエットというと【基礎代謝】という言葉をよく耳にすると思います。
その気になる【基礎代謝】について、簡単に解説しおきます。
基礎代謝とは
この基礎代謝を高め1日の消費カロリーを上げることで、ダイエット効果があると言われています。
要するに、筋力トレーニングを行って筋肉量を増やすことで、基礎代謝があがり、脂肪が燃焼しやすい体質を手に入れられるという話です。
最近では、この「基礎代謝を上げる」という言葉だけがひとり歩きして、ダイエットにかかわらず、ストレッチやマッサージ、整体を行っているところまでがこの「基礎代謝を上げる」という魔法のことばを使って集客するようになっています。
もちろん、筋肉量が増えれば基礎代謝が上がって、筋力トレーニングをしていない状態よりも消費カロリーは増えますが、基礎代謝を上げるだけではなく、食事コントロールなどのダイエットと並行して行う必要があるんです。
ちなみに、基礎代謝の内訳は筋肉が約40%で、内臓が約60%なので、基礎代謝の半分近くをしめている筋肉を鍛えることで、基礎代謝や普段の活動代謝も増えるので、筋肉量を増やすことがダイエットの基本であるとされていました。
だから、今でも知識をアップデートしない多くのトレーナーは筋肉量を増やして基礎代謝を上げるのが重要だと言っているわけです。
基礎代謝を上げても体重は減らない
しかし残念なことに、最近の研究では、基礎代謝の約40%をしめると言われていた筋肉の割合が、約18%であるという状況がわかっています。
つまり、基礎代謝の多くは、肝臓や脳、心臓といった臓器による代謝が80%以上をしめているということです。
加えて、純粋に筋肉を1kg増やそうと思えば、ボディビルダーでも約1年かかると言われている中で、素人のなんちゃってトレーニングで、筋肉量を増やすのは至難の技です。
それに万が一、筋肉を1kg増やせたとしても、増える基礎代謝は約45kcal程度です。
最初に説明したように、女性の基礎代謝は1日約1,200kcal、男性で約1,500kcalで、この値に運動などによる活動代謝をプラスした1日の消費カロリーは、女性が約1,900kcal、男性が約2,400kcalです。
これに数キロカロリーがたされたところで、ほんとに微々たるものなんです。
魔法のダイエット法はない
これまで「基礎代謝を上げる」ということがまるで魔法の呪文のように使われてきたわけですが、
魔法のダイエット法はない
ということを理解しておかないといけません。
トレーニングを行うことで、体脂肪燃焼のために成長ホルモンやアドレナリンを分泌させて普段の活動代謝を高める効果は期待できますが、基礎代謝を上げて痩せやすい体質になるというのは、あまりにも飛躍しすぎた考え方と言わざるをえません。
もし、基礎代謝を上げるというのなら、基礎代謝の80%以上をしめる内臓機能を強化することのほうが現実的です。
まーこれはできればの話ですが。。。
つまり、
- 1日たった5分の運動で理想の体に!
- 食事制限無しで○○kgダウン!
- 着るだけで基礎代謝アップ!
などというあま〜い言葉に騙されていては、いつまでたっても体重を減らすことはできないということです。
ぽっちゃりん、言うこと最近きついよね〜
それって僕にいってるの?
あなたがダイエット続けてないから、私がウォーキングにいけないんでしょ!
普段の食事が少なくなってるから体重キープできてるけど、やっぱ運動も定期的にしたほうがいいわけだし。
それってコラムで解説してることと矛盾してるんじゃない?
運動したって痩せないって言ってるよね〜
ちゃんと私のコラム読んでる?
私は、摂取したカロリーを運動で消費しようと思っても無駄だって言ってるの#
ちゃんと摂取するカロリーを制限して運動してるから、私のやってることはまったく矛盾してないんだよ。
ということで、誰もが必ず体験するダイエットの停滞期に悩んだら、こちらの記事を参考にして、ダイエットの停滞期を乗り越えてください。