運動しても脂肪は燃えない

残暑で倒れそうなぽっちゃりん(@aiaichan9)です。

やっぱり適正体重というものがあるようで、体重が減りすぎるとなんとなく疲れやすくなったような気がしないでもないです。

ってか、年のせいでしょ!

といわれると多分そうなんでしょうけどw、痩せすぎは良くないですね。

では、【間違いだらけのダイエットコラム】Vol.3をお届けします。

運動すればするほど脂肪は燃えない?

何度もお伝えしていますが、重要なので、何度でもお知らせしておきますw

基本的に、ダイエットで体重を減らすには

消費カロリー > 摂取カロリー

であることが大前提です。

このことをきちんと理解しないまま、もしくはきちんと見ようとしなければダイエットは成功しません。

3ヶ月で約6kgのダイエットに成功し、今も体重をキープできている私が感じているのでまちがいありません!

私が3ヶ月のシックスパッドダイエットでやったことはこちらをごらんください。

シックスパッドダイエット3ヶ月が終了!結果は?

3ヶ月ダイエットで感じたことは、運動を継続していけば体重が落ちなくなるという現実。

このこともわかっておかないと直面する停滞期を乗り切ることはできません。

私はじっくり3ヶ月かけてシックスパッドダイエットに取り組みましたが、ダイエットに取り組む人の多くは、1ヶ月で5kg落とすとか、すぐに結果を求めたがります。

1ヶ月で5kg落とすことは可能ですが、間違いなく【リバウンド】が待っています。
禁欲生活を続けたあとは、ダイエットを始める前以上の欲求が襲ってくるので、その欲求をおさえることは不可能です。

だから、ダイエットに成功してもリバウンドでもとの体重以上になってしまう人が多いんです。

正しい知識を身につけて、健康なからだを手に入れましょう!

体脂肪は備蓄非常食

私たちの体を動かすためにはエネルギーが必要で、そのエネルギー源となるのが

  • 糖質
  • 脂質(脂肪)

です。

体を動かす際に優先的に使われるのが【糖質】で、体を動かす時間が長くなると【脂質(脂肪)】が使われるようになります。

実社会に例えると、【脂質(脂肪)】は災害時の備蓄食品であり、普段は倉庫の中で蓄えられています。

通常の生活ではほとんど使われることがないわけです。

体の仕組みはうまくできていて、エネルギーを外部から摂取できない状況に備えて常に備蓄をしているわけです。

だから、一度備蓄された【脂質(脂肪】は、すぐには使うことはできない状況で、通常のエネルギー循環ではこれ以上体を動かし続けられない状態になってはじめて使われ始めるんです。

備蓄した非常食もすぐには利用できない場所においてますよねw

糖質は即効性エネルギー

一方で、【糖質】は、普段の食事と一緒で、いつでも使うことができます。

糖質は、すぐに使うことができるように、筋肉や肝臓の中にグリコーゲンとして蓄えられていて、運動するとまずグリコーゲンから消費されていきます。
私たちの体は、うまくできていて失った糖質を元の状態に戻したがるので、糖質が欲しくなるんです。
それが食欲が増す原因の一つです。

なので、適度な運動は即効性エネルギーとして蓄えられている【糖質】が使われることで食欲が増し、必要以上のエネルギーを摂取してしまうことで、備蓄としての【脂質(脂肪)】が蓄えられる原因になってしまいかねません。

ちなみに、減量が必須のスポーツ選手は、極度の減量で糖質への欲求が半端ないのにもかかわらず、その欲求をおさえるだけの強靭な精神力を持っています。

一般のわたしたちがこんな精神力をもってダイエットをしているわけはありませんので、体が求める欲求に負けてしまうというわけです。

有酸素運動はほんとにいいの?

つまり、運動によって生じる食欲に打ち勝つことができなければ、運動をメインとするダイエットは成り立たないということです。

しかし、ダイエットに運動は必要で、世間では有酸素運動が脂肪を燃焼させるための有効な方法として認識されています。
その有酸素運動を考えてみましょう。

有酸素運動とは

有酸素運動は、ウォーキングやランニング、水泳、エアロバイクといった運動が挙げられますが、運動の種類で定義されるものではありません。運動の強度と時間によって有酸素運動なのか、無酸素運動なのかがわかれます。
呼吸による酸素を使ってエネルギーを供給する運動で、低強度で長時間継続できるものが有酸素運動と定義されています。

ちなみに、ランニングは有酸素運動と捉えられがちですが、運動不足気味の人が「ハァハァ」言いながら走っているのなら、酸素不足の状態になってしまっているので、無酸素運動に位置づけられます。

長時間の無酸素運動はできないので、有酸素運動を行うには、息が切れない程度の運動を長時間続ける必要があるわけです。

体脂肪を燃焼させるためには長時間の低強度の運動が必要になりますが、有酸素運動といえども消費されているカロリーの約半分程度は【糖質】といわれています。

つまり、有酸素運動が脂肪を燃焼させるといっても、エネルギー源にすべて脂肪が使われているわけじゃないんです。

有酸素運動が脂肪を燃焼させるという神話を信じて、運動をした達成感で食べすぎを助長してしまう危険性が少しは理解していただけたかと思います。

情報を選定する力が必要

これまで、即効性を求めるばかりに長時間の運動を行ったり、強度を高くした運動によって、食欲を爆発させてしまうことや、有酸素運動は無酸素運動に比べて脂肪を燃やす効率は良いものの、ダイエットにはかなり効率の悪いものであることを紹介してきました。

重要なのは、これらの情報をきちんと認識しておくことです。

情報過多の現代社会において、欲しい情報はいくらでも入手することが可能です。
それらの入手した情報を有益な情報と意味のない情報、必要な情報と不必要な情報などに選別できる能力が必要で、正しい情報を理解した上で、必要な情報を取り入れていくことが大切です。

情報に振り回されず、やり遂げる意思をもって取り組めば、きっとダイエットも成功するはずです。

私がシックスパッドダイエットの停滞期に気をつけたことも紹介しているので、参考にしてみてください。

ダイエット停滞期を脱出した!?私が心がけたたった3つのポイント