久しぶりに頭をフル回転させているぽっこりん(@ittirou51)です。
スマホのキャリアをDocomoに変えてからそろそろ2年が経過して「月々サポート」の割引が終了するので、次のキャリアをどこにしようか、かなり真剣に比較検討しました。
この機会に、長い間継続して使っていたeo光のネット回線も変更しようと考えていたため、スマホとネットを乗り換えるのなら、どこが一番オトクなのか、いろいろと調べて、次のキャリアとネット回線を決定しました。

とりあえず、安くなるんだったらどこでもいいけど、ぽっこりんが新しいiPhoneにするんだったら、私も新しいのにしてほしいわ〜!

僕のも新しくしてほしい〜〜〜!

残念ながら、新しいiPhoneにせずに、今使っているiPhoneのまま乗り換えるよ。
前にiPhoneをSIMフリーにしたのは、このときのためだったんだよね。

な〜んだ。新しいのにしないんだ。残念。
まー、今のままでも特に問題ないからいいんだけどね。

僕はiPhone11がいいのに〜!

ぶっちゃりんは、自分のお年玉で本体購入するんだったらご自由にどうぞ(笑)。
とりあえず、スマホのキャリアは格安SIMにして、ネットはキャッシュバックがあるやつで、ネットとスマホの利用でセット割引のあるものをさがす予定だよ。
というやり取りがあったかどうかは別にして、有力候補は格安SIMの【楽天モバイル】か【Y!mobile(ワイモバイル)】、【mineo(マイネオ)】あたりがいいかなと思っていました。
この3つのキャリアを中心に考えながら、他の格安SIMも比較しつつ、ネットと合わせてベストな選択をしたので、その経緯も含めて紹介していきますね。
格安SIMで半額以下に
SIMロック解除の記事でも紹介しましたが、Docomo、au、SoftBankの3大キャリアの料金に比べて、格安SIMに変更すれば、月額料金を半額以下にすることができるというのが魅力ですが、私自身、まだ格安SIMを使ったことがなかったので、実際のところはわかりませんでした。
これまでは2年ごとにキャリアを変更してきたものの、格安SIMには未だに手を出せずじまいだったのですが、これにはわけがあります。
まず第一に、格安SIMのことをしっかりと勉強するのが面倒でした。
ま〜これが最大の理由なわけですが。。。
2つ目の理由は、私たちがキャリアを変えるのは、違約金がかからない更新期間で、乗り換え先のキャリアは、お得なキャンペーンをやっていて、キャッシュバックや割引サービスが付いてくる3大キャリアだからでした。
乗り換えの際は、必ず最新のiPhoneに変更していたので、本体代金の割引が付いて本体実質0円のプランだったり、家族割引やネット割引で、毎月の通信容量から料金を考えると、多分格安SIMとそんなに変わらない金額で利用できていたとは思います。
ところが、2019年10月から総務省の方針で【一括0円】とか【実質0円】というプランがなくなり、キャリア乗り換えでiPhoneを購入するおいしさがなくなってしまったわけです。
なので、今使っているiPhoneをそのまま使って格安SIMを提供しているキャリアに乗り換えたほうがいいと考えたんですね。
加えて以前のように、最新のiPhoneにあまり魅力を感じないようになったというのもあります。
ただ、格安SIMのキャリアならどれでもいいというわけではなく、「安かろう悪かろう」では困るので、下記のような条件に合ったキャリアを探してみることにしました。
- 月々の料金が安くなる
- 回線が安定している
- 家族割引がある
- ネットとスマホのセット割引がある
条件をみて「当たり前のことでしょ!」といわれると困ってしまいますが、とりあえずそれぞれの条件を説明していきますね。
月々の料金が安くなる
今回の乗り換えは、月々サポートが切れて月額料金が高くなるのが原因で乗り換えを考えているため、Docomoのままでプラン変更という選択肢はありません。
具体的に使っていたDocomoのプランの金額を紹介すると、
3回線とも月額基本使用料980円のシンプルプランで、3台で30ギガのシェアパックプラン。月々サポートの割引が2,400円ほど、3回線の総額は月約13,000円くらいです。
総額13,000円の内容は、親回線のシェアパック30GBの代金がほとんどで、あとは通話料です。
子回線は2つとも月々サポートで基本使用料などが相殺されて、ほぼ0円の状態です。
3回線で13,000円ほどなので、1回線が4,300円くらい、1台あたりの通信容量は10ギガ使用という感じでした。
※iPhone本体(iPhoneXとiPhone8が2台)は一括購入。
2019年12月に月々サポートが終了するので、単純に月々サポート2,400円×3台分=7,200円高くなり、支払いが一気に20,000円を超えることになります。
40代〜60代の人にとっては、今でも電話会社というとDocomoが一番とおもっている人がいるので、割引期間が終了してもそのまま高い料金で使い続けている人がいます。
ほんとそんな人ってお金に余裕があるんだろうな〜
と思っちゃいます。
それに2年ごとに他のキャリアに乗り換えていれば、キャッシュバックや割引でスマホの使用料金を下げることができていたのに、【面倒だ】【よくわからない】【ドコモが一番】なんて理由でキャリアを変えていない人は、かなりの金額をドコモに搾取されてきたと言えるかもしれません。
知っている人は得をして、知らない人は損をしてきているわけです。
ただ、乗り換える際は、キャッシュバックなどでお得な感じがするのですが、月々の料金が高くなってしまうと本末転倒です。
なので、乗り換えの条件の第一は、「月々の料金が安くなる」というポイントをしっかりと抑えておく必要があるわけです。
回線が安定している
次のポイントは、ネットの回線が安定していることです。
ネット回線が安定しているというと、Docomoのことを思い浮かべる人がほとんどですが、最近では3大キャリアはどこも同じレベルで安定しています。
一方で、格安SIMを取り扱っているキャリアは、3大キャリアの回線を間借りしている状態なので、通信が集中する時間帯には、回線を持っているキャリアの顧客よりも優先順位が低くなるので、通信速度が遅くなるのが常識です。
こちらの記事によると、格安SIMで最も安定しているのは、ソフトバンク傘下の【Y!mobile(ワイモバイル)】のようですが、Docomoの回線を利用している【楽天モバイル】や【U-mobile】も通信速度的には快適に使えるようでした。
もちろん、優先順位はDocomoの契約者のほうが高いので、安定してるといっても、昼休憩時(12時ごろ)や通勤時間帯(18時ごろ)は速度が遅くなるようです。
遅くなると言っても、速度制限がかかってしまうレベルではなく、普通にネットを使っていてちょっと遅いなと感じる程度のようなので、問題はないようでした。
家族割引がある
単身世帯で、契約が1回線の場合は考える必要はありませんが、スマホは基本的に1人1台持つものなので、通常の家庭にとって、家族がまとめて同じキャリアを使うことで割引があるかどうかというのは、乗り換えのための重要な条件の一つです。
キャリアとしても1回線だけでなく、数回線を一気に獲得できるチャンスなので、割引額に差はあるものの、どこのキャリアでも家族割引は導入していると考えて問題はないようです。
ネットとスマホのセット割引がある
最後の条件が、ネットとスマホのセット割引です。
スマホを使用しているキャリアが関係しているプロバイダーを利用してネット回線を引いている場合に月々の料金から割引してくれるというものです。
セット割は1回線で月500円程度の割引ですが、1年にすると6,000円、3回線あれば、年間で18,000円も違ってくるので、スマホの乗り換えに合わせてセット割のあるプロバイダーを選んだほうが圧倒的にお得です。
なので、使おうと考えているキャリアにスマホとネットのセット割があるのかどうか調べておいたほうがいいでしょう。
ここで紹介した条件以外にも、近くに親切な店員さんのいる実店舗があったり、ネットで簡単に申し込むことができたりするのも選択条件の一つにはなりますが、ここまでに紹介したの4つの条件を満たしていれば、十分乗り換えの候補として検討する価値はあるといえるでしょう。
次に、乗り換えにあたっての準備について紹介していきます。
MNP(携帯電話番号ポータビリティー)の前に準備すること
乗り換えを検討し、次のキャリアが決まれば、いよいよ格安SIMのキャリアと契約するわけですが、実際の契約をするまでにしておかなければいけないことがあります。
ここでは、私たちが格安SIMを契約するまでまでにやったことを順番に紹介しておきます。
SIMロック解除
私たちは、ドコモのiPhoneを次のキャリアでも使うので、まずは、SIMロック解除をしておく必要があります。
MNPの際に、機種変更も一緒にする場合は、SIMロック解除をする必要はありませんので、下請けに出すなり、オークションに出すなりして、次のiPhoneを購入するための資金にしたほうがいいでしょう。
今使っているiPhoneを格安SIMで使うためには、ドコモの回線以外も使えるようにするという作業ですが、詳しくは、こちらのページをご覧になってみてください。
ドコモのサイトでは、SIMロック解除の手続方法が紹介されているので、自分で簡単に手続きをすることが可能です。
店舗でSIMロックを解除してもらうには別途料金がかかってくるので、自分でSIMロックを解除するのがおすすめです。
次の月のプランを最安プランへ変更
先程紹介しましたが、Docomoのプランを2年経過したあとにそのままのプランを継続していれば、月々割のサポートが切れて、月額料金は普通に上がってしまいます。
また、Docomoに限らず3大キャリアは、乗り換え月の料金を日割りしてくれません。
つまり、月初めの1日に解約しても、月終わりの31日に解約しても、解約月の月額料金は同じということになります。
一方で、乗り換え先の格安SIMは、日割り計算をしてくれたり、初月だけは一番安いプランになったりとお得感満載です。
重要なのは、乗り換え月のDocomoの回線にかかる費用です。
私たちを例にあげると、12月31日で解約した場合は、最後の割引月となる12月は、解約したことになるので、12月に月々サポートが適応されず、料金が7,000円以上高くなり、12月の総額は、20,000円以上になってしまいます。(乗り換え先でも12月の利用料金がかかる)
かといって、1月1日に解約すれば、1月に解約したことになり、1月の料金は、すでに紹介したように20,000円以上かかることになります。(乗り換え先でも1月の利用料金がかかる)
このことから、12月は月々割が残っているので、1月初旬にドコモを解約することにして、1月のドコモの回線を一番安いプランに変更しておけば、乗り換え月の費用が安くなるので、この方法が最も賢い選択となります。
乗り換えにかかる費用をおさえるためには、2年間の月々サポートが終了する月に次月のプランを最安プランに変更しておく必要があるということです。
MNP予約番号の発行
SIMロックの解除もして、次月のプランも最安プランに変更すれば、残るはMNP予約番号の取得です。
Docomoの予約番号の取得方法は、次の3とおり
- インフォメーションセンターへ電話する
- 近くのドコモショップへ行く
- マイドコモ(ネット)で取得する
一番簡単な方法は、マイドコモで予約番号を取得する方法ですが、電話のほうが手っ取り早いという人は、インフォメーションセンター(151※ドコモのスマホから)に連絡しましょう。
マイドコモ(ネット)での申込みと違うのは、電話のほうが受付可能時間が少し短いことです。
マイドコモの受付時間が午前9時から午後9時30分までなのに対して、インフォメーションセンターの受付時間は、午前9時から午後8時までなので、マイドコモのほうが遅くまで受け付けてくれるようです。
自分でやるのが面倒だという人は、近くのドコモショップに行くと予約番号を発行してもらえますが、待ち時間がかかるので、時間のあるときに行くようにしましょう。
ちなみに、来店予約をしてショップに行けば待ち時間を減らすことができますが、来店予約はマイドコモから申し込むことになるので、それならいっそのこと、マイドコモで予約番号を取得したほうがいいですよね。
ということで、私たちは、もちろんマイドコモからMNP予約番号を取得しました。
auやSoftBankでも同じように、電話、Web、来店という3つの方法は同じなので、それぞれのキャリアで予約番号を発行してもらってください。
ちなみに、どのキャリアもMNP予約番号発行手数料(ドコモは2,000円、au・SoftBankは3,000円)がかかります。
また、MNP予約番号は15日間だけ有効なので、15日以内に次のキャリアと契約する必要があり、この期間内に乗り換えを完了しないと予約番号はキャンセルされますが、発行手数料はかかりません。
格安SIMに乗り換える場合は、MNP予約番号の有効期限が10日以上残っていないと乗り換えられない場合があるようです。
次のキャリアとの契約
乗り換えの最後の手順は、新しいキャリアとの契約です。
基本的に、新しいキャリアと契約するためには、格安SIMでも3,000円の契約事務手数料とSIMカード発行手数料400円が必要になります。
つまり、キャリアを乗り換えるには、MNP予約番号発行手数料(2,000円〜3,000円)と契約事務手数料(3,000円)、SIMカード発行手数料(400円)が必要になり、1台あたり合計5,400円〜6,400円(税抜)が必要になるということです。
私たちの場合は、3台分を乗り換えるので、必然的に5,400円×3台=16,200円が必要になるということですね。

スマホ変えるだけでそれだけかかるの〜!
もうぼったくりレベルだね〜!

結構かかるけど、ドコモのままなら、月々サポートの終了で、毎月8,000円くらい上乗せされるから、変えないともっと払わないといけなくなっちゃうし、この機会に変えないと解約手数料までかかってくるから大変だよ。

ふ〜ん。
まあ、月々の料金が安くなって、使い勝手が変わらないのならしょうがないけどね。
月額料金に注目することは重要ですが、このような手続きにかかってくる費用も考えておかないと、あとから余分なお金が意外とかかることで、ガックリしてしまうかもしれませんよ。
キャリア変更までの手順を紹介してきましたが、いよいよ実際に検討した格安SIMについて、それぞれのポイントを紹介していきます。
格安SIMはどこがお得?
乗り換え手順を紹介してきましたが、次に乗り換え先の格安SIMはどこがお得なのかしっかりと調査してみました。
紹介するキャリア以外にも格安SIMはたくさんありますが、全てを比較するよりある程度絞ってから詳細を調べたほうが効率がいいと考えました。
そんな私たちが厳選した格安SIMのキャリアを順番に解説していきますね。
楽天モバイルはお得なのか?
まず、乗り換え先格安SIMの第一候補に上げたのが、楽天モバイルです。
その理由は、ふと立ち寄った楽天モバイルショップの店員さんの対応が良かったのと、6ギガプランが安くて、楽天会員のランクに応じた割引、ネットとスマホの同時申し込みでキャッシュバックがあったからです。
その楽天モバイルの特徴をあげてみましょう。
- ギガを使い切っても最大1Mbps
- 電話は10分かけ放題
- 契約解除料なし
- 楽天会員なら1年間1,500円割引
- ダイヤモンド会員ならさらに500円引き
- 2回線目は5,000円キャッシュバック
もうね、この時点で心はグラグラでした。
ぶっちゃりんは別として、私たち二人は月6ギガもあれば十分ですし、電話も10分以上する相手はいない上、楽天のダイヤモンド会員なので、1年間の割引額は最大で月2,000円。
そして1年後にキャリアを乗り換えるにしても解約料金はかかりません。
速度についても、他のキャリアがギガを消費してしまったあとは、200kbps程度に抑えられるのに対して、1Mbpsの速度で使えるのも魅力的です。
店員さんの話では、Youtubeも問題なく見られるくらいとのことだったので、この条件が一番魅力的でしたね。
ちなみに楽天モバイルの料金プランは次のとおりです。
どのプランを選んでも初月はプランSの料金になるというのも魅力です。
ここまで読んでいただけた方ならおわかりだと思いますが、最終的に私たちが選んだのは楽天モバイルです。
他のキャリアと比べてみても楽天ダイヤモンド会員のアドバンテージは半端なく、料金的に楽天モバイルを選ばない理由はありません。
そして、決め手になったのは、高速通信を使わない1Mbpsでもあまりストレスなく利用可能だということです。
実際に使ってみると、たしかに表示が遅かったりする時間帯はあるものの、おおむね問題なく利用できています。
初月は6ギガの【プランM】を利用しましたが、ギガを消費してしまったとしても速度的に問題がないので、2ヶ月目からは2ギガの【プランS】にすることにしました。
なので今は
2回線で2,460円
という驚異的な安さで利用することができています。
まじで楽天モバイルおすすめです!
それはそうと、ぶっちゃりんの分はどうなったの?
と思った方もいるかも知れません。
後ほど紹介しますが、ぶっちゃりんは1Mbpsの速度は嫌だということと、より多くのギガを安く使えるプランがいいということで、他の格安SIMを選んだんです。
それでは、他の検討した格安SIMについて紹介しておきます
Y!mobile(ワイモバイル)はお得?
最終的に楽天モバイルを選んだわけですが、Y!mobile(ワイモバイル)も有力候補でした。
そんなワイモバの特徴を見ていきましょう!
- データ増量キャンペーン
- 電話は10分かけ放題
- 契約解除料なし
- Yahoo!プレミアムが使い放題
- 家族割引もしくはネットセットで500円引
最安プランが4ギガ1,980円からで家族割もしくはネットのセット割で500円引きなので、最安は1,480円です。
割引は2ヶ月目から7ヶ月目までの6ヶ月間の割引、電話については、楽天モバイル同様に10分かけ放題で、Yahoo!プレミアムの特典が利用できます。
解約に関する解除料もなしなので、いつでも解約可能です。
ギガを消費したあとの速度は128Kbpstになるので、私たちがワイモバを選ぶとしたら、毎月の使用量が12ギガで2,980円のプランMを選ぶことになります。
家族割やネット割を利用したとしても、料金は楽天モバイルよりも高く、速度などの面でも楽天モバイルには及ばないので、最終的に候補から外れちゃいました。
マイネオ(mineo)が最安?
次の候補が格安SIM最大手!?のマイネオです。
マイネオの特徴を見てみましょう!
- SIMロック解除の必要なし
- シンプルな料金プラン
- マイネ王で悩みを解決
- パケットを誰とでも分け合える
マイネオが選ばれている最大の理由は、SIMロックを解除せずに格安SIMを使えるところです。
やはり、一般の方にとって、SIMロック解除はハードルが高いようで、SIMロックを解除しなくても使えるというところに安心感を得られるようですね。
それに、わからないことがあれば、マイネ王というコミュニティーサイトで質問すれば、マイネオに詳しい人が丁寧に教えてくれます。
回答者は回答数に応じてランク分けされたり、利用者がマイネオに取り入れてもらいたいサービスを提案することができたりするサービスがあり、活発なコミュニティーが形成されています。
このマイネ王もマイネオを選ぶ一つの理由になっているようです。
注目の料金は次のような感じです。
この表は、音声通話とデータ通信のデュアルタイプですが、月々の容量が500MBから用意されていて、利用回線はau、Docomo、SoftBankの3つから選ぶことができます。
私たちがマイネオを選ぶとすると、これまでの使用量から考えると6ギガプランになるので、一番安いプランであるauの回線を利用した2,190円のプランになります。
高速通信の上限である6ギガを超えると、速度は200Kbpsに制限されるので、10ギガのプランを選びたいところですが、それだと料金は3,130円になってしまいます。
今ならMNPによる乗り換えの場合、月額800円割引と1ギガ増量キャンペーンを実施しているので、1,390円で7ギガを6ヶ月使えることになりまが、7ヶ月目以降は、2,190円で6ギガに戻ります。
楽天モバイルの割引は12ヶ月なので、金額的に考えるとやっぱり楽天モバイルには及ばないんですよね。
U-mobileがいいかも
最後に検討したのがU-mobileです。
U-mobileの特徴は、
- ギガはたっぷりの25ギガ
- 驚きの低価格
- ドコモの回線で安定ネットワーク
- 最低利用期間は6ヶ月
一番の魅力は25ギガで通話がついて2,880円という値段です。
とはいえ、私たち二人は25ギガも必要ないので、パスしましたが、ぶっちゃりんは25ギガという容量が魅力的だったようで、ぶっちゃりんはU-mobileに心が揺らいでいました。
楽天モバイルだと24ギガで5,480円、Y!mobile(ワイモバイル)なら17ギガで3,980円、マイネオは20ギガで3,980円なので、通信量も料金も他の格安SIMに比べてお得感があります。
ということで、
最終的に、私たち2人のキャリアは【楽天モバイル】、ぶっちゃりんは【U-mobile】に決定しました。
とりあえず、どちらも今のところは特になんの問題もなく快適に利用できています。
本体一括0円はあるのか?
今回のMNP乗り換えは、新しい端末には変えませんでしたが、実際に今も本体一括0円や実質0円で機種変更ができるのか調べてみました。
やはり総務省の規制で一括0円というのはなくなっているみたいですが、上記代理店のようにキャッシュバックなどで割引感を出している店舗も存在するようです。
最近では、最新機種は本体代金がパソコン並みの価格になってきているので、どのキャリアも、2年後に機種変更して端末を返却することを条件に24ヶ月のリースを組むという、車のリース契約でいうところの【残クレ】が活用されています。
実店舗によっては、古いiPhoneの在庫処理で、ガラケーからのMNPなら一括0円というところもあるようです。
これまでガラケーで頑張っていた人にとっては、スマホに乗り換えるまたとないチャンスなので、マチナカでiPhone一括0円のプランを見つけたら速攻乗り換えることをおすすめします。
ネット回線の乗り換えはどこがお得?
続いて、ネット回線の乗り換えについて、どこがお得なのかいろいろと検討してみました。
今回は結局、ネット回線は乗り換えせずに、eo光を継続することに決定したわけですが、その理由は、楽天モバイルの店員さんから

ネット回線はeo光が断然お得な上、楽天モバイルと楽天ひかりのセット割はないので特に変更する必要ないんじゃないですか?
というアドバイスをもらったからなんです。
前から
【楽天モバイルと楽天ひかりのセット申込みで38,000円お得】
という広告が気になっていたので、キャリア乗り換えのついでにネットも乗り換えようと思っていました。
当然のことながら、同じ楽天なので、セット割があると思っていたのですが、セット割がないってことは意外でした。
対応してくれた店員さんは、通常なら自社サービスへの申込みを促さなければならないところ、利用者のことを考えてアドバイスをくれたのでめっちゃ感謝しています。
あとから聴いた話では、提供しているサービスのメリットだけでなくデメリットもきちんと説明しておかないとクレームが来るらしいので、きっちりと説明しているらしいです。
いわゆるコンプライアンスってやつですかね。
結局、楽天ひかりに乗り換えずにeo光を継続することにしたわけですが、eo光に電話をかけて解約の手続きを進めようとしたときに、1年間の継続利用を条件に12ヶ月間は毎月500円の割引をしてくれるという提案がありました。
この割引に加えて、長割も申し込めば、毎月の利用額がさらに下がるということでした。
そんなこんなで結局eo光の顧客引き止め作戦にまんまと乗っかってしまったわけですが、他社に乗り換えてキャッシュバックがもらえたとしても、毎月の費用が上回ってしまうので、最終的にeo光を継続利用するのがお得という結果になったわけです。
eo光は、楽天モバイルの店員さんが、自社サービスよりもおすすめするネット回線なので、関西在住ならeo光を使わない手はないでしょう。
楽天ひかり以外に魅力的だったのが次に紹介するNuro光です。
NURO光はサービス提供地域じゃな〜い!
最近テレビでもよく見かけるNURO光ですが、最終的に私たちの住む和歌山は、サービス提供地域じゃなく、泣く泣く候補から外すことになりましたが、キャッシュバックもあって、月額4,743円で利用することができます。
キャッシュバックは45,000円で、さらに基本工事費の40,000円は実質無料、速度は下り最大2Gbpsなので、サービスが提供されている地域であれば、間違いなく申し込んでいたかもしれません。
利用していないので、なんとも言えないのですが、実際に利用している人のレビューを見てみると、工事が2回必要だったり、思ったよりも速度が出ないというデメリットはあるものの、解決方法もあるので、メリットのほうが大きいような口コミも見かけました。
NURO光も候補に入っていて、サービスの提供地域なら使ってみるのもいいかもしれませんね。
結局、楽天モバイルはどうなの?
ということで、長々とスマホの格安SIMへの乗り換えとネットの乗り換えについて紹介してきましたが、私たちが選んだのは、【楽天モバイル】と【U-mobile】、そしてネット回線は乗り換えずに【eo光
】です。
楽天モバイルの魅力としては、高速通信の容量を超えてしまっても、他のキャリアなら128Kbps〜200Kbps程度に制限されるところ、1Mbpsの速度で利用できるというのが魅力です。
この1Mbpsという速度がどの程度なのか気になる方も多いかと思いますが、私たちの感覚では普通にネットを見たりLINEを送ったりするにはあまり気にならない感じです。

普段は高速通信をオフにした状態で使っているけど、特に不便は感じないよね。
ただ、昼の時間帯(12時くらい)や夕方の時間帯(18時くらい)はやっぱり遅くなるので、そんなときに高速通信をオンにするって感じかな

そうだね。
普段は高速通信をオフにしていても問題なく使えてるんだけど、「あれ?なんか遅いかな」って思ったら、案の定、昼の時間や夕方の時間なんだよね。
基本的に高速通信をオフにしていても、Youtubeも問題なく見られるスピードなんですが、昼や通勤時間帯以外でもたまに止まったりすることはあります。
とはいえ、ネットサーフィンしたり、LINEでメッセージを送ったり、インスタ見たりする分にはあまりストレスを感じない程度です。
超高速通信に慣れてしまっている人の場合は、ストレスを感じるかもしれませんが、最新のiPhoneに魅力を感じられなくなった私たちのようなアラフィフ世代には全く問題ないスピードであることには間違いありません。
最大の魅力は、楽天モバイルの最安プランである【プランS】なら、楽天ダイヤモンド会員であれば、iPhone2台の通信量が、1年間月額980円+1480円の
2,460円
と大手キャリアの半額以下の料金で利用することができるところです。
楽天モバイルは、楽天回線の問題でサービス延期やトラブルなどがあり、ネット上で酷評されていますが、現在使っているプランはDocomoの回線を使っているので、これまではトラブルもなくスムーズなスマホ生活を満喫できています。
スマホ料金の見直しを考えている場合は、ぜひ格安で快適な【楽天モバイル】を試してみてください。
U-mobileはどうなの?
最後に、U-mobileの使い勝手ですが、一言でいうと、
可もなく不可もなく
といったところでしょうか。

Docomoに比べると遅くなった感じがして不満だったんだけど、使ってるうちに慣れてきたので、今は特に問題ない感じだよ

まー、6ヶ月は解約金がかかるから、それまで使ってみて不満があるのなら、変えればいいし、その頃にはそのスピードが普通になってるって感じだよね。
Docomoの回線を使っているとはいえ、Docomoユーザーと比べるとやはり遅く感じるようで、乗り換えたばかりの頃は、「遅い遅い」って文句ばっかり言ってたのですが、半年は使うしかないので、諦めもまじって!?使ってるうちに慣れてしまったようです。
U-mobileの魅力はやはり25ギガという大容量なので、よっぽどな使い方をしない限り、速度制限にかかることもないので、格安でギガ数を気にすることなく使いたいのなら、U-mobileはおすすめです。
最後に
長々とここまでご覧になっていただき、ありがとうございました。
今回は、ドコモ回線から格安SIMへの乗り換えについて、我が家のパターンを紹介してきましたが、参考になったでしょうか?
アラフォー、アラフィフになってくると、ホントいろいろな手続きが面倒で、ついつい3大キャリアの中で乗り換えてしまう人が多いと思います。
やっぱりDocomoやらau、SoftBankの名前があると安心するんですよね。
でも、iPhone自体は普通に4年くらいは使えるんだから、2年ごとに最新機種に乗り換える必要がないわけで、本体そのままで格安SIMにすれば、びっくりするほどの節約が可能になります。
ただ、これまでのように本体実質0円や一括0円でiPhoneを手に入れることができないので、格安SIMで使用するiPhoneは、一括購入するか、分割購入するしかありません。
どのキャリアを使うにしても、iPhone本体の代金は満額必要だということですね。
もしくはキャリアが実施している本体返却プランを使って、2年後にiPhoneをキャリアに返却すれば、一括で購入するより36,000円ほど安く最新のiPhoneを使うことが可能です。
ただし、この場合は、同じキャリアで機種変更することが条件になってきます。
いわゆる、キャリアの顧客囲い込み作戦なわけです。
これからどんな割引サービスが出てくるのかはわかりませんが、格安SIMで通信量を抑えたいのなら、あなたが今使っているiPhoneの代金を払い終えた段階で、格安SIMへの乗り換えを考えたほうがいいでしょう。
超高速通信にこだわらないのなら、私たちのおすすめは【楽天モバイル】です!